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限りなくグレーゾーンに近い長男

「とても心配なお子さんです」

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これは一年生の時に担任の先生に、個人面談の際に言われた言葉。

 

それまでは、ただのおっとりマイペースな息子と思っていた。

 

先生から、スッと教育相談についての案内を渡され、

しばらく状況が理解できずにいた。

 

三つ折りのそのパンフレットには「ADHD」「発達障害」などという

これまで我が子に当てはまるなんて思っても見なかった言葉が並んでいた。

 

私が住んでいる地域は、習い事が盛んな土地。

我が子にもいろいろと経験をと思い

英語、サッカー、テニスに公文と幼稚園後の空いた時間を埋めるように

習い事をしていたのだが、、

 

思えば、

・習い事で集団になかなか乗り切れていない。

・サッカーでも一人でボールを追いかけず、グランドでもフラフラしている

・くもんも問題を解くのが苦しすぎて、一向に進まず一年で卒業

・テニスではたまに球拾いが上手にできず、コーチに嫌われこれも卒業

 

てな感じでなかなかの落第っぷり。

 

でもこれもおっとりマイペースなこの子の個性!

と思って特に焦らない焦らないと自分に言い聞かせていた。

 

この日はっきり分かった、息子は限りなくグレーゾーンに近い子供ということ。

 

とにかく母親として何かをせねばと、発達障害に関する本を買いあさった。

 

最新図解 発達障害の子どもたちをサポートする本 (発達障害を考える心をつなぐ)

最新図解 発達障害の子どもたちをサポートする本 (発達障害を考える心をつなぐ)

 

 

注意力が散漫で、なかなか集中できない

これが息子の通常運行を妨げる一番の原因と思われる。

でも自分が小学校の時もこんな子だった気がするが

何も問題視されなかった。

 

田舎で伸び伸びと育ち、親に心配されることもなく

自由だった。

 

ただみんなの速さに乗り切れていない、

ちょっと苦しい自分がいつもそこにはいた。

 

これが解消されたのが、中学2~3年のころ。

急に勉強の仕方が分かるようになってきた。

 だから、息子もいつかスイッチが入り

誰にも心配されることがない日が来ると信じている。

 

さてどうしたもんか、、